季節性インフルエンザと新インフルエンザの相違点

毎年11月~3月頃になると流行するのが季節性インフルエンザです。ウイルスの感染によって発症し、発熱やくしゃみ・鼻水、喉の痛みなどを引き起こします。感染力は非常に高く、主に飛沫感染によって人から人へ伝染します。しかし毎年流行しているので、たいていの人は一度や二度はかかったことがあり、体内に免疫を持っています。そのため発病しても重症にはなりにくいのが特徴です。ただし乳幼児や高齢者、持病があって体が弱っている人などは、重症化して命にかかわる場合もあるので注意が必要です。
季節性インフルエンザにはワクチンがあり、健康な人なら一度の接種で十分な予防効果があると言われています。効果が出るまでに2週間ほどかかるので、流行する時期の前に接種するのが望ましいと言えます。
新インフルエンザまたは新型インフルエンザは、その年に出現した新しいウイルスによるインフルエンザです。インフルエンザウイルスの進化のスピードは極めて速く、鳥や豚の体内で複数の遺伝子が混じりあい、新しいウイルスが誕生することも数多くあります。こうしたウイルスのうち、ごく稀に人から人へ感染する能力を持ったものが現れます。これが新インフルエンザと呼ばれます。
新インフルエンザは季節性インフルエンザと違って、免疫を持つ人が誰もいないため、一度流行しはじめると爆発的な流行になることがあります。また普通の風邪の症状に加えて、腹痛や下痢や嘔吐といった症状が見られる場合もあります。新インフルエンザにも毒性の強いものや弱いものがあり、危険性は一概には言えませんが、いずれにせよ体力の落ちている人は油断禁物です。流行している間は無用の外出を避け、うがいや手洗いの習慣をつけましょう。

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